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副業解禁進言:副業の意味を考える【準備編2】

■副業をシビアに考える 副業はサラリーマンにとって、自己成長の機会の創出や、収入増加のメリットがある。 企業にとっても相応のメリットがあるが、ここではもう少し掘り下げて思考してみる。 サラリーマンの視点から、より穿った見方をするならば、副業が解禁されることで、企業はある意味合法的にコストカットを図ることが出来る。 先の投稿で挙げた企業側のメリットの一つである、②社員への投資費用の削減であれば、社員へのサポートや補助が削減出来る。 また、③優秀な人材の獲得であれば、雇用形態を正社員よりも業務委託の形で発注することで、固定費、人件費を削減することも可能となる。 ■副業とは、自身を市場に晒すこと サラリーマンにとって、副業が解放されることは、単に収入増加の機会が増えるわけではなく、 自身の市場価値がより晒される ことに他ならない。 「副業をやりたい」という思いは、 自分が市場で戦い抜ける強い意志を持つ ことと同意義であり、生半可な覚悟ではできないものと考えるべきだろう。そのため、自己防衛、市場で戦い抜くためにも、常にスキルアップし、向上し続けるマインドを持つことが求められる。

副業解禁進言:副業のメリット【準備編1】

■副業解禁を会社に進言してみる 僕の勤める会社は、原則副業禁止となっている。 が、僕自身はやりたいし、世間の流れも副業解禁に流れている。 やりたい理由は別に書くとして、 一地方の中小企業であるわが社に副業解禁を進言してみたい。 出来るならそれでよし、出来なくてもそれはそれでよし。またその時考える。 先ずは副業をやるために、自分が出来ることを最大限やり切りたいのだ。 そのため、ここでは副業解禁を会社に進言するまでのメモと、 思考の整理をシリーズとして綴りたい。 ■副業をしたいサラリーマンに追い風の時代 厚生労働省がモデル就労規則を昨年変更したことに始まり、 日本国の働き方改革の流れの中で、副業を推進する動きが加速している。 ( https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/model/index.html ) 現在では民間企業でもその動きは伝搬しており、 今ではそれなりの数の企業が副業を解禁している ( https://fledge.jp/article/fukugyo-mayome )。 これらの企業はいわゆるイノベーター~アーリーアダプターであり、 今後、それなりにトレンドを追える企業ならば、 アーリーアダプター後期~アーリーマジョリティになるべく、 次々と副業を解禁することが想像できる。 ■副業は地方の中小企業で可能なのか では、中小企業で働くサラリーマンはどうか。 僕は、よほど社長や株主が副業に理解やメリットを信じていなければ、 正直副業を推進するようには思えない。 概ね、彼らが副業について気にするのは以下の点だ。 ①副業の時間管理、体調管理が出来ず、本業に支障をきたす ②本業で得たノウハウを他社に持ち込み、情報を漏洩する ③同業他社に勤務することで、相対的に敵対関係となる 逆に言えば、これらをクリアできれば、企業側は副業を認めざるを得ないと、僕は考える。 ■副業は、企業にもメリットがある 副業はサラリーマンにとってメリットが大きいといわれている。 ①副業による収入増