海外を志望する30前半の転職における6つの問いとエージェントの回答【建設コンサルタント】
建設コンサルタントの転職事情をエージェントに聞いてみた
社会人で働き始めると、自分のキャリアパスについて考える機会も増えるのではないだろうか。
その中の一つの手段としてあるのが「転職」だ。
とあるエージェントと話す機会を持てたので、その時に聞いた有益な情報を共有したい。
質問した6つの問いと回答
僕個人が気になっていることを中心に問いを事前に準備しておいた。
問1 建設コンサルタントの転職において、経験年数5,6年が市場で期待されていることは何か
問2 海外への建設コンサルタントの転職において、熱量が高い分野はあるか
問3 副業を許可している建設コンサルタント会社はあるか
問4 建設コンサルタントで一級建築士を持った場合の転職先の可能性は
問5 建設コンサルタントとして転職する際に、技術士以外で取得すべき資格はあるか
問6 若手でもマネジメント力を鍛えることはできるのか
問6 若手でもマネジメント力を鍛えることはできるのか
僕の興味が前面に出ているので、興味がない問いは飛ばしてほしい。
以下にそれぞれの問に対するエージェントの回答を記そう。
問1 建設コンサルタントの転職において、経験年数5,6年が市場で期待されていることは何か
業界の経験があるだけで評価対象となるため、これだけでも声がかかる余地がある。
何故なら、社内教育の手間がかからず、一定のノウハウや技術を持っており、会社側からみればコストパフォーマンスが高い人材と判断しているから。
経験年数が5,6年であればそれだけで市場価値がある。
逆に言えば経験年数が余りに短い場合難しいかもしれない。
若手はいつまでの期間を指すかというと明確にこれだ!というボーダーはないが、一つの区切りとして35歳が挙げられる。
35歳からは会社側は管理・マネジメントという視点が評価対象として加わり始めるためだ。問2 海外への建設コンサルタントの転職において、熱量が高い分野はあるか
国外の社会資本整備で今動きが盛んなのは鉄道だ。
鉄道であれば海外への出張や駐在などもありうる。
問3 副業を許可している建設コンサルタント会社はあるか
今のところ聞いたことがない。
今後働き方改革が進めば副業を解禁する企業も出てくるだろう。
問4 建設コンサルタントで一級建築士を持った場合の転職先の可能性
以下のオファーがありうる。
・ゼネコンの設計部
・設計事務所
・メーカー所属の工場設計
・JRやUR等の発注者サイド
一級建築士を持っているだけで基本引く手数多だ。
問5 建設コンサルタントとして転職する際に、技術士以外で取得すべき資格はあるか
1級土木施工管理技士はよく挙がる。
この資格があるだけで、年収700万を提示する会社もざらにある。
問6 若手でもマネジメント力を鍛えることはできるのか
部署や課のような大人数をコントロールすることがマネジメントではない。
日頃のパートさんへの仕事の振り方や後輩の指導、資格取得の社内での講師など、ある目的に向かって、率先して陣頭を取り行動したか、またその行動はどんな結果となったか、行動のために工夫したこと、反省点などもマネジメントとして扱われる。
35歳以降はマネジメント能力を求められるが、必ずしも部下を持つことがマネジメントではないし、35歳よりも若くとも日頃の行動によってマネジメント能力は鍛えられる
まとめ:直近の未来を具体化、言語化しておこう
以上、僕が聞いた6つの問いとエージェントの回答を記した。
エージェント曰く、ほかの業界よろしく、土木業界でも人手不足は深刻であり、どこの企業でも取り合いになっているため、転職活動はスムーズにいきやすいとのことだ。
上記の問いに加えて、エージェントから頂いたアドバイスが、5年後、10年後、どうなりたいかは具体化、言語化すること、だ。
確かに、自分の大枠の働き方や数年後の資格取得の計画など、僕は近未来、遠い未来のことはよく考えるが、より良くするならば、それらをつなぐために、中間の未来である5年後、10年後の像をはっきり具体化、言語化させることでより道筋がはっきりしてくる。
自分は案外そのあたりが弱かったので、このアドバイスは非常にためになった。
以上の内容があなたの参考になれば幸いである。
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